奥多摩駅から本仁田山をへて、鳩ノ巣へ

参考データ
装備:ザック30ℓ レインウェア ハイキングシューズ ソフトシェル トレッキングポール  ザックカバー ファーストエイドキット 紙地図コンパス 帽子 手袋 ヘッドライト 防寒着 予備バッテリー 水一ℓ 行動食(トレイルミックス チョコレート カロリーメイト) 食料(おにぎり3個 サンドイッチ)

活動データ
行動時間4時間22分 歩行距離9.5キロ 登り標高1234m 下り標高1259m 消費カロリー1703kCal 

当日の状況
2023年10月21日㈯ 天気予報晴れのち曇り 最高気温18℃ 最低気温10℃
朝方は曇りで、お昼が近づくにつれて徐々に晴れてくる。登山等は乾いており、快適に登山できた。
奥多摩駅から本仁田山に向かう林道でソロ登山者1人、二人連れの登山者一組とすれ違がう。登りで寿会の登山者10数人とすれ違う。本仁田山頂には5組ほどの登山者が休憩中。鳩ノ巣川からの登山者5組ほどとすれ違う。

8時ちょっとすぎに奥多摩駅に到着。
本仁田山登山口には歩いて行けるので、少し準備体操した後、歩いて登山口へ向かいます。

駅前広場を右手に進み、駅の裏へ回り込むように行くと、大きな工場があります。
この横をすり抜けていきます。

これから登る本仁田山やその後ろにそびえる川苔山などを右手に見ながら、美しい渓谷の中を進みます。気分が盛り上がりますね。

少しづつ山が近づく中、ひたすらアスファルトの林道を登っていきます。

駅から40分ほど歩くと、登山口のある安寺沢集落へ到着。
民家の脇をすり抜けてると登山口がありました。

登山口を入るとすぐに乳房観音への分岐が。
昔この地にあったイチョウの樹のこぶが乳房に似ていたことから名づけられたのだとか。もうそのイチョウは無いみたいなのですが。
登山の安全祈願をしてから、登山開始しました。

最初のうちは杉の木立の美しさを眺める余裕があったのですが、さすが奥多摩三大急登と呼ばれるだけあって、厳しい登りがひたすら続いています。
自分のペースを保っているつもりですが、息も上がって心臓バクバクでした。
もうちょっと体重も絞ろうかと、考えさせられました。

結構な角度の坂道と、ざれた道でうっかり気を抜くと滑落しそうな個所もあります。
奥多摩の山々は油断できないところがありますね。
急登と合わせて手ごわいです。

次第に広葉樹が増え、視界が明るくなっていきます。
途中で寿会の皆さんを追い抜いて、無事に大休場尾根に到着。
少し休憩して出発。

写真だとわかりづらいですけど、尾根に出た後もけっこう急角度な坂道が容赦なく続いています。そのうちゆるくなってくれるのかな、という願いもむなしく、本仁田山山頂までは容赦ない登りが続きます。

大休場尾根は少し登山道がわかりづらい個所もあり、僕も2回ほど登山道から外れてしまいました。外れた個所にもかなりはっきりしたふみ跡が付いていたので、間違える人が多いんだろうと思います。

木の根や荒れた露岩もあり、トレッキングポールをいったん締まって、手伝いに登った方が安全な個所もあります。

最後の試練のような急登を登りきると、急に視界が開ける場所に出ます。
ここから緩い尾根をほどなく行くと本仁田山山頂です。

本仁田山山頂。
もやっていて、そんなに視界は良くなかったですが北側には奥多摩の山塊も見られて満足でした。
時刻は10時20分。奥多摩駅を出てから約2時間です。
急登を登り切ったという達成感もあり、とてもいい気分でした。

本仁田山から瘤高山へは、なだらかな尾根が続きます。
そよぐ風が気持ちよく、これまでのきつい登りから一転して、ご褒美のような山散歩が出来ました。

緩やかな尾根を経て瘤高山山頂へ。
ここから大ダワ、川苔山方面への道と、鳩ノ巣に降りるミリの分岐があります。
当初予定していた時間よりも1時間以上早く着いたので、川苔山方面へ行ってみようかという誘惑にかられたのですが、事前に下調べしていない道だったので大事を取って辞めました。

鳩ノ巣方面へ降りる道は、急坂を下りますが、景色はとても良いです。

木の根の入り混じる道を降りていくと、木立の美しい尾根に出ます。

尾根道と植物を楽しみながら降りてゆくと、大根の山の神へ。
ここにも川苔山への分岐があります。
木々の木陰にベンチも設置されているので、ここで小休憩しました。

大根の山の神からさらに30分程度くだると、熊野神社へ。
人里へ降りてきた感があり、ここまでくると安心できます。

熊野神社から鳩ノ巣へ期までは10分くらい。
登ったばかりの山を振り返りながら向かいます。
鳩ノ巣駅への案内板に「おつかれさま」と書かれていたのが嬉しかったです。

鳩ノ巣駅に無事到着。
駅前のお蕎麦屋さんで暖かいおそばをいただきました。
おばちゃん二人で切り盛りしてるみたいですが、意思の疎通があまりうまくないみたいで、肉そばを注文したのに肉うどんか肉そばかでもめていました。
でも、暖かいお蕎麦はありがたかったですね。

おわり


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