去年の7月に種まきしたブロッコリーを、次の年の5月でも収穫し続けています!ブロッコリーの脇芽長期収穫
去年の7月に種まきしたブロッコリーなんですが、いまだに収穫しております。
しかも、ほとんど毎週収穫できるので、ブロッコリーには事欠きません。
最近ブロッコリーは2026年から指定野菜の仲間入り。指定野菜というのは、国が定める国民の生活にとって重要性の高い野菜ということだそうです。
そんなニュースもあってか、ブロッコリーの人気も高まり、値段が急騰したこともありましたが、この方法さえ知っていれば、食卓にブロッコリーが不足することはありません。
どんな方法かというと、簡単で畑にずっと置いておくだけです。
それと、脇芽ブロッコリーを収穫し続けること。
ちょっとしたコツがいるので、ご説明しますね。
コツの一つ目は頂花蕾の収穫後、側花蕾を収穫すること
ブロッコリーを秋に収穫するためには梅雨明けの7月ごろに種まきをします。
暑くて虫も多い8月に畑に植え付けをするのがとても大変で。
虫はともかく、最近は殺人的な猛暑で野菜もうまく植え付けないと一瞬で焼けてしまいますね。
ですから、遮光ネットなどを張って日陰を作ってあげたりします。
そんなこんなで、地獄の夏が終わると、ブロッコリーはぐんぐん成長して冬が来る前に、一番花の花芽を付けます。これが、スーパーや八百屋さんで一般的に見かけるブロッコリーで頂花蕾と言います。
そして、頂花蕾収穫後にブロッコリーの茎の節々から小さめのブロッコリーがニョキニョキ出てくるのですが、これを側花蕾と言います。
上の写真が側花蕾です。
脇芽ブロッコリーとも呼ばれます。
スティックブロッコリーに似ていますが、スティックブロッコリーはそういう品種なのでブロッコリーとは微妙に違います。まあ、ほとんど同じですが寒さに弱いので冬越しが難しいです。
ですので、延々にブロッコリーの収穫をし続けたい場合はスティックブロッコリーではなく、普通のドーム型ブロッコリーを育てましょう。
それで、この側花蕾は収穫してもあとからあとからどんどん生えてきますので、それを収穫し続けるのです。
注意するところは、収穫するのをやめて花を咲かせてはいけません。花が咲いたら、ブロッコリーは役目を終えたを思ってそれ以上花蕾を出してくれなくなります。収穫を続けるのです。
2つ目のコツは冬越しさせること
ブロッコリーは寒さに強い植物なのですが、関東だと一番寒くなる1月2月はそのままにしておくと枯れてしまう場合があります。ですから、保温のために園芸用不織布でトンネルをしてあげます。
また、この時期ほかのえさがなくなったムクドリがアブラナ科の植物にたかって食べつくしてしまうこともあるので、不織布をすることによってそれも防げます。
で、防寒してもやることは同じで、この間も側花蕾が生えてくれば収穫し続けます。
冬でも花は咲いてしまうことがりますので。
暖かくなる3月になるとムクドリも植物を狙わなくなりますから、不織布を取ってあげます。
うちの畑では5月中旬になる今でも収穫し続けているので、まだまだブロッコリーが食べられます。
そして、1月の下旬ごろに種まきしておけば、ブロッコリーが6月から新しく採れはじめますから、ブロッコリーにい年中事欠くことはないですね!
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