ゆったり歩いて楽しめる・七沢温泉郷から日向山を登り日向薬師をお参り&登山後の温泉

花粉のために数か月の間登山が出来なかったことあり、かなり体がなまっている感がありまして、そんな体でも気軽に登れて、温泉も入れて、駅からも近い山を探していたところ、日向山を見つけました。登山道を歩いてみると、心にも体にもちょうどいい感じでした

お山の情報
日向山(標高404m)
距離7.7㎞
コースタイム2時間半~3時間半
登り累計標高623m 
下り累計標高589m

参考コース:日向薬師ハイキングコース(外部リンク)

茶屋:あり(日向山より下山の途中日向薬師)
温泉:あり(七沢温泉郷)
寺社:あり(日向薬師、七沢神社)
その他見どころ:七沢温泉郷ののどかな里山をお散歩するのも良いです。ZUNDBARという有名なラーメン屋さんがあります。お酒が好きな方なら、地物とお酒「盛升」を買って帰るのが良いと思います。

のんびり歩けるくらいのコースタイムなのでゆっくり自然観察が楽しめる

小田急線の本厚木駅や伊勢原駅から七沢行きのバスに乗り約30分。
山に包まれているような里山風景が広がる七沢温泉郷に到着しました
5月という季節も良かったのですが、進捗がとても美しく心が浮き立つようでした。
広沢寺温泉の駐車場まで歩くと、トイレがあるのでありがたく使わせていただきました。
とても綺麗なトイレです。
そこからさらに分け入ってゆくと、動物除けの大きさ柵があり、策をくぐっていくと緑の美しい林道になります。

日向山ハイキングコースはゆったり歩いても3時間程度で歩けるコース。コースタイムがハードだとどうしても気が焦って自然を楽しむ余裕が無かったりします。
日向山のコースでは、ゆったり休みながら歩いても半日かからないで回れるので、こんな時こそ自然観察をたっぷり楽しめると思いました。

日向山ハイキングコースを歩き時に注意すべき点は

道の整備や道標などはしっかりとしていて、管理が行き届いています。
なので、道迷いの心配はほとんどないと思いますが、山は山なのでコースの予習や地図の準備などはしっかりとした方が良いです。
それと、熊の生息地域でもあるので、クマよけのベルなども用意するといいでしょう。
季節によってはヒルが出ることもあるようです。ヒルは塩を使うと簡単に離れてくれるので、昼の出る季節に登るときは、塩を携帯しておくと安心です。

広沢寺温泉の駐車場から10分ほど歩くと二股に別れた道に出会います。
右へ進むと鐘ヶ嶽などのコースに入ります。僕も行ったことありますが有名なトンネルがありますよね。ご興味がある方は行ってみるのも一興かと。
左は鳥獣対策の大きなフェンスがあり、通行止めのようにも見えるんですが、大丈夫です。入れます。防護柵のゲートをくぐっていくと日向山や見城へのコースになります。

しばらく歩くと右手に巨岩が見えてきますが、これは滑岩と言って、しばしばロッククライミングの練習に使われるそうです。さらに進むと、森の中に美しい石の鳥居が現れます。雨ごいのために弁天様を祭っている大釜弁財天です。祭壇の前には滝が流れていて、滝つぼの形が釜に見えるのでその名前が付いたとのことでした。祭壇の前まで、工事現場で使うような足場が用意されていて中の様子をうかがうこともできますが、多岐に落ちそうでちょっと怖いですね。

大釜弁財天からほどなく、右手に七曲り峠へと続く登山道が見えてきます。
ちゃんと標識もあるので、わかりやすいです。
今までは舗装された林道歩きでしたが、ここからは登山道です。
傾斜も一気にきつくなり、さあ登ろうという気になりました。

美しい木立に囲まれた登山道を登ってぐいぐい標高が上がります。
10分ほど心地よい汗をかくくらい歩くと、七曲り峠へ到着。
道が3つに分かれていますが、右へ行けば見城さんへ、まっすぐ行けば亀岩を経て七沢温泉へ、左に行けば日向山です。
僕たちはひとまず見城山へ行ってから、折り返して日向山へ向かいました。見城山にも日向山にも10分程度で歩けるので、せっかくなので両方のピークを踏んでおくのもいいと思います。

日向山の山頂。
眺望はあまりないですが、広々としていて気持ちの良い場所です。
一息ついてから日向薬師へと下山。

日向山山頂から日向薬師までは30分くらい。
歩きやすいとても気持ちの良い森歩きです。
日向薬師の入口ではたくさんの登りが出迎えてくれます。

日向薬師の本殿へ。
本田の手前に個人の方がやっている感じの茶店や宝物殿がありました。
宝殿は薬師如来像や十二神将など文化財があり、解説員のお爺さんがかなり詳しく解説してくれました。お話し好きのお爺さんみたいなので、宝殿に入るとしたら時間に余裕をもっていきたいところです。

日向薬師
日本三薬師 高野山真言宗
〒259-1101 神奈川県伊勢原市日向1644
Tel・Fax 0463-95-1416

日向薬師から日向林道をたどって七沢温泉へと戻る途中には、巨岩の亀岩が鎮座します。
僕には亀というよりガマガエルのようにも見えました。

ゴールの七沢温泉バス停付近。
素敵な日本の里山風景と、古き良き日本の温泉旅館が並びます。
機会に恵まれたら、一泊してみたいものです。

のどかな里山の商店街を歩きながら、温泉とランチの場所を探して歩きました。
ZUNDBARへ向かったのですが、ゴールデンウィークということもあり、37人待ち!
並ぶのは苦手なので早々に退散しました。

それで、やってきたのが七沢荘。
去年の8月にリニューアルしていて、以前に訪れた時とは全然違う新築の美しい温泉宿に!
かなりのポジティブサプライズとなりました。

温泉もお食事処も新しく、とても過ごしやすいです。
泉質はアルカリ性のお肌つるつる温泉です。
お料理もおいしかったです。

七沢荘
住所〒243-0121
神奈川県厚木市七沢1830TEL046-248-0236
駐車場100

今回の山旅はここまでです、お疲れさまでした。

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