都民の森から三頭山を経て、檜原温泉数馬の湯へ

今回はブナの森が広がる都民の森から三頭山へ登り上げ、三頭山山頂から槇寄山へ続く長い尾根歩きを楽しんで、檜原村の数馬集落へと下山し、檜原村温泉センター数馬の湯につかってまいりました。
登りは美しいブナの森を歩き、下りは適度なアップダウンのある尾根歩きを楽しめました。

ホームタウンの淵野辺駅を6時30分ごろ出発、立川経由で武蔵五日市駅に着いたのが7時50分、そこから都民の森直行のバスに乗り1時間くらいで都民の森につきました。3時間ほどかかりましたが、ほとんど座ってこれたので、しんどさは感じませんでした。

ちなみに、都民の森直行便は4月~11月は都民の森休演日以外は毎日運行。3月は土日祝日のみ運行。1月と2月は運行していないようです。
平日、土日祝、ともに一時間に一本ペースで出ています。

都民の森にはトイレもあり、とちの実と言う売店もありました。
お土産のお漬物やお饅頭に加えて、その場で食べられる焼きそば、カレーパン、お団子、お餅などおいてありました。朝だったからまだ品数が少なかったですが、お昼ごろになるといろいろそろうんじゃないでしょうか。
登山向けの食料と言う感じではないですが、忘れてしまったときはここで買っても間に合いそうです。

都民の森
入園無料
駐車場8:30~17:30分
管理事務所042-598-6006

都民の森~三頭山~西原峠~数馬参考データ

標準コースタイム:4時間~5時間
標高:1525
距離:約9.3㎞
目立った危険個所や急登などもなく、終始快適な山行が楽しめました。
出発地点が標高1000mくらいなので、実際に登る標高はそんなに多くないです。
でも、下りの標高差は結構あるので、油断禁物ですね。

そんな、とちの実の横の道を入っていくと、都民の森セラピーロードになります。
鳥の声が多く聞こえ、緑も美しいです。

トンネルを抜け、森林館という大きな建物を通り過ぎると、すぐに登山道になります。
とても綺麗に整備されて、歩きやすいです。危険個所もなく、快適に散策できます。
一登りすると、御前山方面への分岐があるサイグチ峠へ、これを三頭山方面へ向かいます。


東京都でまとまったブナの林があるのはこの三頭山と日原川流域の実になってしまっているようです。
ブナの美しい林がみられるのは貴重なんですね。

ジグザクと登山道を登っていくと、やがて見晴らし小屋が見えてきます。
広い小屋からは奥多摩の山々が見渡せます。小休止するのにちょうど良いです。
僕は休憩しないで先に行ってしまいま敷いたが。

標高が高くなると、ブナの大木が見え始めました。
とても美しいです。根っこも迫力があります。

しばらく歩くと、展望台のある三頭山東峰、三頭山でも標高の一番高いところであり、小さな広場になっている中央峰が見えてきます。
休憩している人はいないので、やはりみんな、西峰にいるみたいですね。

中央峰から一登りで西峰に到着。
大きな広場になっていて、たくさんの登山客が休憩を解ていました。
広いのもそうですが、開放的で眺めも良いので、休憩には西峰が良いように思います。

西峰の休憩が終わったら、西原峠方面へと向かいます。
この先、けっこう急な階段と、下り坂が続きます。

三頭山避難小屋が登場。
トイレもありました。

タワにでたらしばらくは静かな森林の散歩道になります。
このあたりで、都民の森からは外れるためか、ほとんど人もいませんでした。
タワから数馬まで、結局一人とすれ違ったのみでしたね。

森をしばらく歩き、少し上ったところにベンチのある槇寄山があります。

槇寄山から少し下ると、西原方面と高尾方面、中の平バス停方面(数馬)への分岐がある西原峠に出ます。
ここは中の平バス停方面へ。
僕が行ったとき中の平方面への道は激しく倒木などがあって、道が荒れていて大丈夫かなと思ったのですが、それは最初だけで、道はとてもきれいに整備されていました。

えぐれた道が続きます。

数馬バス停近道とありますが、こっちにはいかないで中の平バス停方面へ。
数馬温泉がそっちの方向なのです。

しばらく降りるときれいな集落が見えてきます。

素敵な集落を見学できるのも山旅の嬉しい収穫です。
山から人里に出るときのホッとした気持ちは、良い思い出になります。

橋を渡るとすぐに車道に出られます。

下山後は登山口から歩いて3分の数馬の湯へ

数馬の集落を過ぎて橋を渡るとすぐに車道に出ます。道標にも良く出てきた中の平バス停を横目に進んでいくとすぐに檜原温泉センター数馬の湯に出会います。
泉質は奥多摩、五日市エリアに多くあるアルカリ性の単純温泉、疲労回復にもってこいです。
休日でしたが、かなり空いていて快適に温泉を満喫することが出来ました。
休日に空いている温泉は貴重です。

下山後はあまりお店がないし、バスで武蔵五日市まで出るのに一時間かかりますから、お食事は持参するか、数馬の湯に入っている食堂で済ませることになると思います。
定番のお蕎麦やラーメン、うどん、カレーなどのメニューに加えて特産品のこんにゃく料理などもあります。入浴後、軽くビールを飲むのもいいですね。
おそばを食べようかと思っていたのですが、小ねぎを散らしたかけ蕎麦が700円で具だくさんのラーメンが750円だったので、ラーメンをチョイスすることになりました。美味しかったです。

檜原温泉センター数馬の湯
℡042ー598-6789
東京都西多摩郡檜原村2430
営業時間10:00~19:00
月曜日休館(月曜が祝日の場合は翌日が休館)
3名以上の利用で土日祝日にのみ、無料お迎えバスが利用できるようです。

数馬の湯を出ると目の前にバス停があります。
五日市行のバスは一時間に一本は出ているので、安心して温泉に入れます。


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